英語が上手になったなら

英語学習記録〜少しでも上達したいのです

The secret keeper * 読書

長編で途中やめてしまいそうになりましたが、読み終わると「読んでよかったな〜」と思える作品でした。

 

母が訪ねてきた男を殺害する現場を目撃した主人公、Laurel。事件から50年が経ち、母の人生が幕を閉じようとしている時にその謎解きが始まります。Laurelが母の秘密を追いかける2011年の話しと、母が実際に生きた1930〜40年代の話しが交互に展開され、二つの物語の距離がどんどん縮まっていくところが魅力的な作品です。8割くらい読み終わった時になんとなく母の抱える秘密の外枠が見えるのですが・・・ここからもう一山、最後まで期待を裏切らない結末でした。長く続く謎解きと最後に心温まる小さな人生の交錯。私はこの最後の部分の優しい感じが好きです。

 

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1930〜40年代。戦争で皆が思うような人生を生きられない時代。そんな時代だからこそ、シンプルな疑問に心うたれます。Jimmyが彼女のDorothyと結婚しないことについてVivienがなぜ愛し合っているのに結婚しないの?と問いかけます。

 

Why are you waiting to get married, Jimmy? You’re in love, aren’t you? You and Dolly?

 

Yes

 

Then why not do it now?

 

 

その答えは・・・この結婚が完璧なモノになるように時期をみているんだと(お金が貯まったら結婚しようとしている)

We want it to be perfect.

 

 

What could be more perfect than marrying the person you love?

 

 

皆が愛する人と結婚できるわけじゃなかった時代。「愛している人と結婚できること以上に完璧なことってあるの?」というVivienの問いかけ。Vivien既婚者なのですがJimmyに少〜し恋心を抱いているという切ない設定なのです(✿´ ꒳ ` )